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万年雑魚釣り師

東播磨地域を中心に兵庫の片隅で大物を狙うも雑魚ばかり釣ってるおっさんのブログです

書評:東京のらぼう!

せっかくの週末ですが天気悪い上に色々都合悪くてネタが無い管理人です。
釣りには行けないので久々にというか温めていた書評ネタを解放していこうかと。

東京のらぼう!


東京のらぼう!
原作:関口太郎

皆さんは“東京”と聞いてどんなイメージを思い浮かべるだろうか?
日本の首都・アジア有数の巨大都市・眠らない街といった一般的なイメージはもちろん、
トレンディードラマ全盛期に多感な時期を過ごした管理人にはラブストーリーの印象が強かったり、
漫画で言えば“東京”の後ろにバビロンだのトライヴだのアンダーグラウンドだの
オサレな横文字が並んだりするのだが、この作品には“のらぼう!”という謎のワードが。
(詳細はネタバレになるので秘す)

お話は東京郊外のあきる野市に住む漫画家夫妻(とうたん・かあたん)とつむぎ・ももは・りんの
三姉妹が繰り広げる田舎のスローライフを描いたエッセイ漫画だが、
東京というイメージとは裏腹に鮎が泳ぎ、蛍が舞う清流が流れている贅沢な環境。
近所の猟師から猪肉を分けてもらったり、ニジマスの燻製やトマト煮、ブルーベリージャムなど、
大自然の恵みを満喫できるというのもうらやましい。
三姉妹のキャラも立っていて、昭和の漫画大好きな難しい年頃の長女・つむぎをはじめ、
甘えん坊で神経質な次女・ももは、子供の仕事が遊ぶことなら明らかに労働基準法違反(この表現が巧い!)の
三女・りんと家族の賑やかな様子が漫画からも伝わって来て思わずクスッと笑える。
当然、釣りの描写もバッチリ描かれていて、1話の管理釣り場のニジマス釣りでも、
エサの付け方で三姉妹の性格の違いが面白かったり、
ヤマメの解禁日を心待ちにしているとうたんを見て妙に共感してしまったりと釣り好きも満足の出来。
ちなみにとうたんはかつてアラスカやカナダでカヤックに乗ってサーモンやグレイリング、パイクを釣ったそうで
もしも一度機会があったら酒を酌み交わしつつ釣り談義をしてみたいなぁと思った。

ただ残念なことに物語が2巻で打ち切りになってしまったのが唯一の泣き所。
僕自身は連載も楽しみにして読んでいたのだが、掲載誌が「月刊ヤングエース」ということもあり、
「文豪ストレイドッグス」やライトノベルのコミカライズ、FATEシリーズのスピンオフ作品など
比較的若年層向けの作品が多く、メインの読者層に上手くかみ合わなかったんじゃあないかなと邪推してみたり。これが逆に「モーニング」や「イブニング」なんかだと、人気が出たかもしれない。(あくまで仮定の話だけどね)
別にアンケート制度を否定するわけじゃないし若い子を批判する気もないけど、
(僕もいわゆる中二病的な時期あって能力バトルものや無駄にエグいの好きな頃あったし)
こういった作品が埋もれていくのはすごくもったいないぁと思ってみたりする。
ちなみに最終話は僕は子供居ないけれど思わず共感してしまってちょっとウルッと来てしまったなぁ。
正直アレは反則やでしかし…(泣)。

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