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万年雑魚釣り師

東播磨地域を中心に兵庫の片隅で大物を狙うも雑魚ばかり釣ってるおっさんのブログです

書評番外編:懐かしのルアーボーイ

どうも、最近タックル整理と遠征資金調達を兼ねてメルカリにハマってる管理人です。
自分で発送の手続きしたり落札者とやり取りしたり若干の手間はかかるものの、普通に中古釣具店に売るより割りが良く、
モノによっては倍以上の値段で売れたりするのが楽しいですね。
何より自分が使わなくなったり、買ったはいいけど持て余して仕舞いこんでた未使用ルアーを誰かに役立ててもらえるのが嬉しいです。
そんなわけで昔の釣り道具をあれこれ整理していたらこんなのものを発見。
ルアーボーイ1

ルアーボーイ

バスバブル最盛期にダイワが全国の釣具店に販促物として配布していたフリーペーパー。
メインターゲットは10代の釣り少年ということで当時まだ純粋?なバス釣り少年だった管理人も愛読してたっけ。

ルアーボーイ2

バス釣りということで当時常吉リグで一世を風靡した村上晴彦氏(現:issei代表)の御姿も。
当時はダイワから色んなロッド売り出してたなぁ。ハマスペとかカワスペとか別誂ツネキチスペシャルとか憧れだったぜ。
タックルの広告からも時代を感じられるなぁ。

ルアーボーイ3

シーバスタックルもPEラインではなくナイロンが主流だったり今では一部エギングロッドでしか見かけなくなったインターラインロッドが売ってたり、
その一方でTDソルトバイブやショアラインシャイナーといった現代でも第一線で活躍しているルアーの姿も。

ルアーボーイ4

今では“変態レフト”と呼ばれて久しいダイワの左巻きベイトリールが懐かしい。

また、新製品紹介記事と併せて対象魚に合わせたポイントの選定やアクションの付け方といった攻略法を八百板浩司画伯のイラストを使って特集している。
ルアーボーイ5

ルアーボーイ6

この辺は正直今の新製品カタログと化した釣り雑誌よりも内容が充実してて見習うべきところがたくさんあると思う。
当時はインターネットもSNSも普及してなかったので管理人もこういった記事を参考にしながら釣りを学んでいたなぁ。

ちなみに記事の中には管理人のホームグラウンドだった東播野池群も載っており、懐かしさで思わず涙腺が…。

ルアーボーイ7

あの頃はまだ釣り禁止の場所も少なくて釣りやすかったから毎週末自転車こいで走り回ってたなぁ。

ルアーボーイ8

「この周辺には野池が無数にあるのであった…」
当時はそんな風に書かれていたのが、今ではその多くが埋め立てられたり、釣り禁止になったり、その上特定外来生物指定後は…。
バス釣りから離れて久しいがしばしノスタルジックに浸る管理人だったとさ…。

そんなわけで今日の記事はここまで。
それではまた、次回の更新でお会いしましょう!



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書評:わたしが強くしたい神

遅ればせながらあけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

本来ならば初売りや初釣り記事みたいなのを書くつもりが多少買ったとはいえめぼしいモノがなかったのと、
新年から贅沢しておせち代わりのすき焼きと一緒に普段飲み慣れない日本酒をグイグイやったら二日酔いでダウンしてしまいまして…。
そんな訳で1月も半ばなので平常運転で書評記事でも書こうかと思い、手に取ったのがこの1冊。

わたしが強くしたい神

わたしが強くしたい神
原作:厘のミキ


20歳で華々しく小説家デビューした五月女要。だがその10年後、単行本も売れず編集者にも見限られ、警備員のバイトで糊口をしのぐ日々。
そんなある日、彼のファンを名乗るセーラー服の美少女、野尻まさきと出会う。
ところが小説のあるシーンとその後の展開について彼女から辛辣な一言を浴びせられ、五月女は衝撃を受ける。
「あなたの本が売れないのは筋肉が足りないからですよ」
その一言をきっかけに、筋トレに目覚める五月女とそれをサポートしていくまさきの関係から物語が展開していく。

とまあ、あらすじはこの辺にしておいて。
この漫画の魅力は無理なく始められる筋トレメニューや栄養のとり方はもちろんだが、
それ以上に面白いのはまさきというファンを介して五月女自身が小説家として再生していくストーリーが上手くかみ合っていて、
単なるコメディやハウツーものではない大人向けのヒューマンドラマ的な側面もあるのが良い…。
また、毎回コーチを買って出るまさきが可愛いのなんの!
黒髪ロング!セーラー服!!おっぱい!!!の鉄板ビジュアルで毎回優しく、時に厳しく教えてくれるのが羨ましい。
他には警備会社の同僚のチャラ男・深見のキャラも立ってて好きだな。
金髪ロンゲでピアスのいかにもな外見に反して五月女のフワフワした人生設計に冷静なツッコミ入れたり、意外と博識だったりギャップあって面白い。
この辺りは「クラブクライム」や「冥界落語」などのブラックコメディが得意な厘の先生らしい台詞回しやキャラ造形だなぁと感心。

管理人もここ最近釣りに行っても魚が釣れなかったり体力不足で途中でやる気が萎えてくるのも“筋肉”が足りないんじゃないかと本気で考えるようになり、この漫画をきっかけに毎日筋トレに励んでいたりする。
実際、ポイント探して長時間波止を歩くのにも、釣れるまで何回もキャスト&リトリーブを繰り返すのも、長時間の車移動に耐えるのにも体力必要だしね。
「あなたが魚釣れないのは筋肉が足りないからですよ」
そう言われない様に今年は地道に体力づくりから始めていこうかと思っております。

それでは今日はこの辺で、また次回の更新でお会いしましょう!

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書評:浜咲さんなら引いている

どうも、せっかく有給取ったのに急な冷え込みと雑事で1日無駄にした管理人です。
毎年この時期になると腰が重くなってしまうなぁと思いつつAmazonプライムで時間潰してしまいます。
(好評なので試しに見てみたゾンビランドサガにすっかりハマってしまった…)
そんな訳でネタも無いので以前から温めていた書評記事を書いてみようかと。

浜咲さんなら引いている

浜咲さんなら引いている

原作:瀬戸内ワタリ
作画:水谷ふみ


表紙からもわかるように釣り&女子高生&萌えをテーマにした作品。
掲載誌は管理人的には機動戦士ガンダムサンダーボルトでお馴染みのビッグコミックスペリオールで残念ながら1巻以降は出版されず。
全体的に雑誌自体が高年齢層対象なので若年層向けの萌え風の絵柄やあっさり風味のストーリーが受けなかったのかなと邪推してみる。
物語は剣道の防具入れと竹刀袋を担いだ黒髪ロングの美少女・浜咲さんを
同じクラスの富岡有希が下校時に橋の上から釣りをしている所を目撃しそこから話が展開していく。
あらすじを追っていくと「つれづれダイアリー」に似ている部分もあるけれど、
釣りのこと以外は常にクールな音々子とは違って割とフレンドリーに接してくれたり魚が掛かると興奮して頬を赤らめたり表情豊か。
ちなみにそんな浜咲さんだが、道具をよく観察してみるとダイワ製品多めだったりして意外な発見も。
管理人の見立てだと竿はラテオ、シーバス編で使っているルアーは同じくダイワのミニエントかな。

メインフィールドは東京都内が多く、東大の三四郎池や日本科学未来館前の人工海岸といった意外なポイントが登場する。
自然の多いのどかな場所も良いけどこういう都会のオアシス的なスポットで釣りするのも面白いよね。

ただ先ほども指摘したとおり、若干あっさり気味というかもうちょっと浜咲さんと有希の絡みがあっても良かったんじゃないかなと思ってしまう。
その辺はつれづれダイアリーも放課後ていぼう日誌も上手く展開させていたんで差が出てしまったのかなぁ。
とはいえ、こういった釣り漫画のアプローチもアリかなと思わせる内容だったんでもし再開されるなら期待したい所。

それでは今日はこの辺で、次回の更新でお会いしましょう!

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書評:おひ釣りさま

どうも、久々に近所にシーバス行ったもののまたもやボウズに泣いた管理人です。
そして今日のちょーか!が2巻で完結ということで釣り漫画中々定着しないなぁと嘆く日々です。
元々短期連載ということもあったけど、テンポも良くて読みやすくて好きだったんだけどなぁ。
やっぱり釣り漫画って流行らせるの難しいのかなぁと複雑な心境になりつつ、久々の書評です。

おひ釣りさま


おひ釣りさま
原作:とうじたつや


秋田書店のスマホ向けWebコミック配信サイト、Championタップ!(現:マンガクロス)にて連載中の釣り漫画。
秋田書店といえばつい先月に3巻が出た「放課後ていぼう日誌」や週刊少年チャンピオンで長期連載されていた「釣り屋ナガレ」など
苦戦しがちな釣り漫画を比較的高打率でヒットさせてる印象。

内容は24歳のOL、上条星羅が文字通りおひとり様で釣りに行く短編漫画。
海や川、湖に釣り堀など場所や対象魚、釣り方を限定せずに色々と挑戦していくのが面白い。
毎回オチで普段クールな星羅が「悦っ…」と頬を赤らめて魚相手に興奮するのがお約束の流れになっている。
単行本では各話の終わりに「とうじの釣りベタ日誌」というとうじ先生の釣りにまつわる一口メモや取材の裏話が聞けるのも良い。
最近流行りの“おひとり様”と釣りをかけたタイトルとスマホを使った隙間時間で読みやすいよう1話が短く、非常に読みやすい。
まさしく現代の出版ニーズと漫画のスタイルを掴んだ上手い売り出し方だなぁと感心。
漫画だけでなくこんな感じで釣りガールが増えてくれればなぁと思ってしまうのだが。

ただ欠点を挙げるとすれば読みやすさに重点を置いた結果、オチが弱くなってしまったり、
主人公の星羅の無口でクールなキャラが災いして読後感があっさりし過ぎてしまうのが難点かな。
(管理人の個人的な好みとしては無口でクールな女の子よりもやっぱり愛嬌のある方が良いという点もあるのでこの辺は個人差か)
余談だが管理人は「新世紀エヴァンゲリオン」が大ブームだった時代に青春時代を過ごしたのだが、
ヒロインの無口で無表情な綾波レイが全然好みじゃなかったので今一つ楽しめなかったという思い出が…。
あの時代あの手のヒロイン乱発しすぎて食傷気味ってのもあったけどね。

まあそんな感じで短いですが久々の書評終わります。
今年中に釣り行けるかどうか分かりませんがそれではまた、次回の更新で!

おひ釣りさま (少年チャンピオンコミックス・タップ!)




書評:裏世界ピクニック

どうも、ここ最近休みの日に限って雨が酷くて釣りに行けない管理人です。
まあそれ以前に台風だの地震だの今年は色々荒れすぎてて…。

そんなわけで遠征以降中々釣りに行けない状態が続いておりますが、こんな時には別のアプローチをば。
以前アニメ評でちょっとだけ触れた比較的軽めのSF小説の書評を書いてみようかと。

裏世界ピクニック


裏世界ピクニック
原作:宮澤伊織


都市伝説。
別名ネットロアとも呼ばれる怪談仕立てのショートストーリー。
主に2ちゃんねるなどのネット掲示板上で語られてきたものだが、これらを題材にしたSF小説が本作。
「くねくね」「八尺様」「きさらぎ駅」など誰もが一度は耳にしたことのある物語を軸に、
それらに独自の解釈や隠された謎、大きな物語への伏線を絡めていくストーリー展開が実に面白い。
主人公は家庭環境に問題を抱えた冴えない女子大生・紙越空魚(かみこし そらを)。
彼女の趣味は各地に現れる裏世界への扉(ゲート)を使って自分しか知らない世界を散策すること。
だがある日、そこでくねくねに襲われた際にもうひとりの主人公・仁科鳥子(にしな とりこ)と出会う。
聞けば彼女は裏世界で行方不明になった友人・閏間冴月(うるま さつき)を探しているという。
最初は自分だけの世界だったのに邪魔されたと不満だった空魚だが、次第に鳥子との絆を深めていく。
幾多の困難を乗り越え、二人はやがて冴月の影にたどり着くのだが……。

と大まかなあらすじはこのくらいにしておいて、この作品の面白い点は空魚と鳥子の関係性。
いわゆる“百合”的な女性同士の疑似恋愛に近いものなのだが、一見控えめでおとなしそうな空魚が、
内面ではものすごく独占欲が強く、鳥子と冴月の関係に嫉妬していたり、
明るく美人で外向的な鳥子が実は他人に依存する性格だったりと複雑なのが面白い。
いわゆる“受け”と“攻め”が一定せず常に逆転しているのが物語に深みを与えている。

また、毎回登場する都市伝説上の怪物の描写が細かく不気味で、思わず背筋が寒くなるほどの臨場感が味わえる。
この辺りは元ネタ以上にヤバい展開や描写が加わるのでホラー系に耐性無いときついかも。
そして二人以外にも科学者の小桜や彼女の所属するDS研といった国家規模の陰謀や在日米軍などが絡み、
今後の展開とともに物語にも大きな拡張性を与えている。

ちなみに管理人的にオススメポイントは2巻の果ての浜辺のリゾートナイト。
沖縄が舞台で国際通りのドンキホーテや浜辺の描写が沖縄好きにはたまらない。
(まあその後例によって酷い目に遭うんだけどね…)

画像のとおり、ハヤカワ文庫から小説が2冊出ている他に、月刊少年ガンガンでもコミカライズが連載中で、
興味のある方はそちらもぜひともチェックしてもらえれば。

そんな訳で今回の更新はここまで。
今後は漫画以外にもこういうSF小説や一般文芸もちょくちょく紹介していく予定なのでよろしくお願いします。
それでは今度こそ釣りが出来ることを祈って!

裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)



裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト (ハヤカワ文庫JA)



裏世界ピクニック 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)




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まとめ