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万年雑魚釣り師

東播磨地域を中心に兵庫の片隅で大物を狙うも雑魚ばかり釣ってるおっさんのブログです

書評:浜咲さんなら引いている

どうも、せっかく有給取ったのに急な冷え込みと雑事で1日無駄にした管理人です。
毎年この時期になると腰が重くなってしまうなぁと思いつつAmazonプライムで時間潰してしまいます。
(好評なので試しに見てみたゾンビランドサガにすっかりハマってしまった…)
そんな訳でネタも無いので以前から温めていた書評記事を書いてみようかと。

浜咲さんなら引いている

浜咲さんなら引いている

原作:瀬戸内ワタリ
作画:水谷ふみ


表紙からもわかるように釣り&女子高生&萌えをテーマにした作品。
掲載誌は管理人的には機動戦士ガンダムサンダーボルトでお馴染みのビッグコミックスペリオールで残念ながら1巻以降は出版されず。
全体的に雑誌自体が高年齢層対象なので若年層向けの萌え風の絵柄やあっさり風味のストーリーが受けなかったのかなと邪推してみる。
物語は剣道の防具入れと竹刀袋を担いだ黒髪ロングの美少女・浜咲さんを
同じクラスの富岡有希が下校時に橋の上から釣りをしている所を目撃しそこから話が展開していく。
あらすじを追っていくと「つれづれダイアリー」に似ている部分もあるけれど、
釣りのこと以外は常にクールな音々子とは違って割とフレンドリーに接してくれたり魚が掛かると興奮して頬を赤らめたり表情豊か。
ちなみにそんな浜咲さんだが、道具をよく観察してみるとダイワ製品多めだったりして意外な発見も。
管理人の見立てだと竿はラテオ、シーバス編で使っているルアーは同じくダイワのミニエントかな。

メインフィールドは東京都内が多く、東大の三四郎池や日本科学未来館前の人工海岸といった意外なポイントが登場する。
自然の多いのどかな場所も良いけどこういう都会のオアシス的なスポットで釣りするのも面白いよね。

ただ先ほども指摘したとおり、若干あっさり気味というかもうちょっと浜咲さんと有希の絡みがあっても良かったんじゃないかなと思ってしまう。
その辺はつれづれダイアリーも放課後ていぼう日誌も上手く展開させていたんで差が出てしまったのかなぁ。
とはいえ、こういった釣り漫画のアプローチもアリかなと思わせる内容だったんでもし再開されるなら期待したい所。

それでは今日はこの辺で、次回の更新でお会いしましょう!

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書評:おひ釣りさま

どうも、久々に近所にシーバス行ったもののまたもやボウズに泣いた管理人です。
そして今日のちょーか!が2巻で完結ということで釣り漫画中々定着しないなぁと嘆く日々です。
元々短期連載ということもあったけど、テンポも良くて読みやすくて好きだったんだけどなぁ。
やっぱり釣り漫画って流行らせるの難しいのかなぁと複雑な心境になりつつ、久々の書評です。

おひ釣りさま


おひ釣りさま
原作:とうじたつや


秋田書店のスマホ向けWebコミック配信サイト、Championタップ!(現:マンガクロス)にて連載中の釣り漫画。
秋田書店といえばつい先月に3巻が出た「放課後ていぼう日誌」や週刊少年チャンピオンで長期連載されていた「釣り屋ナガレ」など
苦戦しがちな釣り漫画を比較的高打率でヒットさせてる印象。

内容は24歳のOL、上条星羅が文字通りおひとり様で釣りに行く短編漫画。
海や川、湖に釣り堀など場所や対象魚、釣り方を限定せずに色々と挑戦していくのが面白い。
毎回オチで普段クールな星羅が「悦っ…」と頬を赤らめて魚相手に興奮するのがお約束の流れになっている。
単行本では各話の終わりに「とうじの釣りベタ日誌」というとうじ先生の釣りにまつわる一口メモや取材の裏話が聞けるのも良い。
最近流行りの“おひとり様”と釣りをかけたタイトルとスマホを使った隙間時間で読みやすいよう1話が短く、非常に読みやすい。
まさしく現代の出版ニーズと漫画のスタイルを掴んだ上手い売り出し方だなぁと感心。
漫画だけでなくこんな感じで釣りガールが増えてくれればなぁと思ってしまうのだが。

ただ欠点を挙げるとすれば読みやすさに重点を置いた結果、オチが弱くなってしまったり、
主人公の星羅の無口でクールなキャラが災いして読後感があっさりし過ぎてしまうのが難点かな。
(管理人の個人的な好みとしては無口でクールな女の子よりもやっぱり愛嬌のある方が良いという点もあるのでこの辺は個人差か)
余談だが管理人は「新世紀エヴァンゲリオン」が大ブームだった時代に青春時代を過ごしたのだが、
ヒロインの無口で無表情な綾波レイが全然好みじゃなかったので今一つ楽しめなかったという思い出が…。
あの時代あの手のヒロイン乱発しすぎて食傷気味ってのもあったけどね。

まあそんな感じで短いですが久々の書評終わります。
今年中に釣り行けるかどうか分かりませんがそれではまた、次回の更新で!

おひ釣りさま (少年チャンピオンコミックス・タップ!)




書評:裏世界ピクニック

どうも、ここ最近休みの日に限って雨が酷くて釣りに行けない管理人です。
まあそれ以前に台風だの地震だの今年は色々荒れすぎてて…。

そんなわけで遠征以降中々釣りに行けない状態が続いておりますが、こんな時には別のアプローチをば。
以前アニメ評でちょっとだけ触れた比較的軽めのSF小説の書評を書いてみようかと。

裏世界ピクニック


裏世界ピクニック
原作:宮澤伊織


都市伝説。
別名ネットロアとも呼ばれる怪談仕立てのショートストーリー。
主に2ちゃんねるなどのネット掲示板上で語られてきたものだが、これらを題材にしたSF小説が本作。
「くねくね」「八尺様」「きさらぎ駅」など誰もが一度は耳にしたことのある物語を軸に、
それらに独自の解釈や隠された謎、大きな物語への伏線を絡めていくストーリー展開が実に面白い。
主人公は家庭環境に問題を抱えた冴えない女子大生・紙越空魚(かみこし そらを)。
彼女の趣味は各地に現れる裏世界への扉(ゲート)を使って自分しか知らない世界を散策すること。
だがある日、そこでくねくねに襲われた際にもうひとりの主人公・仁科鳥子(にしな とりこ)と出会う。
聞けば彼女は裏世界で行方不明になった友人・閏間冴月(うるま さつき)を探しているという。
最初は自分だけの世界だったのに邪魔されたと不満だった空魚だが、次第に鳥子との絆を深めていく。
幾多の困難を乗り越え、二人はやがて冴月の影にたどり着くのだが……。

と大まかなあらすじはこのくらいにしておいて、この作品の面白い点は空魚と鳥子の関係性。
いわゆる“百合”的な女性同士の疑似恋愛に近いものなのだが、一見控えめでおとなしそうな空魚が、
内面ではものすごく独占欲が強く、鳥子と冴月の関係に嫉妬していたり、
明るく美人で外向的な鳥子が実は他人に依存する性格だったりと複雑なのが面白い。
いわゆる“受け”と“攻め”が一定せず常に逆転しているのが物語に深みを与えている。

また、毎回登場する都市伝説上の怪物の描写が細かく不気味で、思わず背筋が寒くなるほどの臨場感が味わえる。
この辺りは元ネタ以上にヤバい展開や描写が加わるのでホラー系に耐性無いときついかも。
そして二人以外にも科学者の小桜や彼女の所属するDS研といった国家規模の陰謀や在日米軍などが絡み、
今後の展開とともに物語にも大きな拡張性を与えている。

ちなみに管理人的にオススメポイントは2巻の果ての浜辺のリゾートナイト。
沖縄が舞台で国際通りのドンキホーテや浜辺の描写が沖縄好きにはたまらない。
(まあその後例によって酷い目に遭うんだけどね…)

画像のとおり、ハヤカワ文庫から小説が2冊出ている他に、月刊少年ガンガンでもコミカライズが連載中で、
興味のある方はそちらもぜひともチェックしてもらえれば。

そんな訳で今回の更新はここまで。
今後は漫画以外にもこういうSF小説や一般文芸もちょくちょく紹介していく予定なのでよろしくお願いします。
それでは今度こそ釣りが出来ることを祈って!

裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)



裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト (ハヤカワ文庫JA)



裏世界ピクニック 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)




書評:ラッキーキャッツルアーフィッシングスクール

どうも、沖縄から帰還して以降中々釣果に恵まれない管理人です。
まあ体感温度が沖縄より暑くて早朝2~3時間が限度という縛りがきつすぎて集中して釣果出せないってのが地味に辛いっす。
そんなわけでNEWロッドでの新釣法の話題なんかもあるんですがまずは遠征から持って帰ってきた宿題を片付けていこうかと。

ラッキーキャッツルアーフィッシングスクール

ラッキーキャッツルアーフィッシングスクール

原作:sacom works(モソ)

沖縄アングラーが推奨する!?ガチすぎる沖縄釣り漫画登場!!
というオビの通り、沖縄でのルアーフィッシングをテーマにした地方発のコミック。
以前からネットで話題になっていて沖縄へ行ったらぜひ買おうと思っていたので手に取ってみたのだがこれが面白い!
ここ最近当ブログでもいくつか取り上げているように今ちょっとした釣り漫画ブームが起きているのだが、
作者の地元や取材先の影響がどれもダイレクトに反映されるので個性的な内容になっている。
(「つれづれダイアリー」→静岡県浜松市、「放課後ていぼう日誌」→熊本他九州地方、「今日のちょーか!」→和歌山県椿港周辺など)
この「ラッキーキャッツ~」は47都道府県の中でもとりわけ個性的な魚や亜熱帯性気候を持つ沖縄を舞台に、
ネコミミメイドや可愛くアレンジされた妖怪が釣りの知識や沖縄の伝承、環境破壊や釣り人のマナー問題などを絡めつつ読みやすい漫画に仕上げている。
対象魚もメッキをはじめ、ジャングルパーチやマングローブジャック、サメなど沖縄ならではの魚ばかり。
メッキも本土で釣れるサイズよりも大きかったり、ジャングルパーチという難易度の高い魚の攻略法などオリジナリティに溢れている!
それ以外にモソ先生のミニコラムでは釣りの安全性や環境破壊などの大きな視野を持った釣り環境の考察など非常に読みごたえがある。
先生自身がおっしゃるように若干作画に拙い面もあるが、それ以上に読者をひきつける大きな魅力を持った漫画だと思う。
(でも管理人からすれば十分すぎる程上手く描けてると思うんだがなぁ。女の子もだけど魚やリール等のメカ類も)
ちなみに管理人は巨乳の妖怪・仲西ヘーイちゃんが好みです。(管理人もトップウォーター大好きなんで)

出版不況と言われるが、こういう地方発の漫画やアニメがどんどん増えれば色々と面白くなるんじゃないかなぁと思ってみたり。
既にマッグガーデンが関西の漫画家を集めて「MAGKAN」というWEBコミックを立ち上げたり、
アニメの世界では富山にP.A.WORKSや徳島にufotableと地方のスタジオが活躍しているのは有名かな。
ちなみに今期のアニメでは「はるかなレシーブ」が沖縄を舞台にしていて非常に面白い!

そんな感じで今日はここまで。それでは次回の更新をお楽しみに!


書評:いそあそび

どうも、現在金欠&来るべき遠征に備えて緊縮財政真っただ中の管理人です。

まあ実際釣りに出ても冬の低水温期が長かったせいか微妙に季節がずれてて例年になく釣りづらい気が。
そんなわけで今回は久々に書評をば。

いそあそび

いそあそび
原作:佐藤 宏海


色とりどりの魚が舞い泳ぐタイドプール。それをのぞき込む金髪のゴスロリ少女と男子中学生という印象的な表紙。
タイトル通り、磯が舞台の物語なのだが、当然一筋縄ではいかないのがこの物語。
舞台はコンビニもゲーセンもファミレスも無い瀬戸内の田舎町。おまけに携帯の電波も入らないという。
主人公はそこで暮らす中学生・浦島六郎。彼がある日、下校途中に砂浜で水着姿の女の子が倒れているのを発見する。
彼女の名は村上セト。村上鉱業という大企業の社長令嬢だったが、家が没落し、今は唯一残った別荘で一人暮らし。
ところが家の台所事情と他人に借りを作るのが嫌いな性分から、素潜りしながら食料を調達していたとのこと。
しかし容易にことは進まず、さらに漁業権からサザエを採ることが禁じられていることから困っている様子。
そこで六郎は彼女に“採っても大丈夫な貝”「ニナ貝」の存在を教え、そこから物語が始まっていく…。

感想としては、何と言っても瀬戸内のおおらかなでいて生活感のある風景が素晴らしい!
愛媛出身である佐藤先生の実家がモデルだけあって描写も細かく、読んでいるだけで空気感が伝わってくる。
そんな所にゴスロリ姿のお嬢様という異分子が入り込むことで上手く化学反応が起きている。
この辺は「だがしかし」にちょっと似てるかもね。
そして今後の展開として六郎・セト・六郎の幼馴染の珠子との三角関係も気になるなぁ。
2巻からはいよいよ釣り編に突入するようなのでますます見逃せない!!

そんなわけで今回の更新は短めに終わります。
それではまた次回!!

いそあそび(1) (アフタヌーンコミックス)




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まとめ