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万年雑魚釣り師

東播磨地域を中心に兵庫の片隅で大物を狙うも雑魚ばかり釣ってるおっさんのブログです

書評:ちょい釣りダンディ

どうも、皆様大型連休いかがお過ごしでしょうか?
管理人は4月28日に長年連れ添った猫が亡くなり、ペットロスになりつつもどうにかやっております。
以前話した爺さん猫とは別の子で元野良だったのですが、医者の見立てでは推定12~3歳と高齢なので、
ある程度覚悟はしていたけれど、いざその時になると辛いものですね。
そんなわけでしばらくは喪に服す意味を込めて殺生は控え、また混雑回避も兼ねて釣りに行っておりません。

そこで今回は面白い釣り漫画を購入したので書評を書いて見ようかと。

ちょい釣りダンディ


ちょい釣りダンディ
原作:阿鬼乱太


今まで当ブログで紹介してきた「美少女×釣り漫画」ではなく、主人公は「ダンディさん」こと檀鉄馬という中年のおじさん。
都内の設計事務所に勤務しており、いつも図面ケースにパックロッドや延べ竿を仕舞っていて、外回りの空き時間や仕事帰りにちょっと釣りをしていく。
その“粋”なスタイルと行く先々で繰り広げられる“ちょっといい話”的な展開がこの漫画の面白い所。
主人公が自分の年齢に近いところもあって、共感しやすい所もあるが、それ以上に良いのがタックルも状況も限られた中で、
いわゆるベテランアングラーにありがちな「昔は良かった」とか「最近の釣りは云々~」ではなく、柔軟な発想で楽しむのが実に良い。
管理人もこういう釣りに憧れると同時にこんなスマートな振る舞いができているかとつい自問自答してしまう。
また、各話ごとに阿鬼先生のコラムが寄せられ、その軽妙洒脱な文体と豊富な知識に毎回思わず唸らされる。
そういえば、劇中で主人公が使う図面ケースで思い出したのだが、昔ジャクソンから「ブリストール」というシーバスロッドが販売されていて、
ロッドケースの代わりに図面ケースを使うことで目立たず釣りができるというフレコミでマニアックな人気を博していたのを思い出した。
長年ジャクソンのカタログに登場していたからそれなりに人気はあったはずなのにいつの間にか廃盤になってしまったが、
現在のパックロッドブームに合わせて復活してほしいなぁと思ってみたりもする。
現行のパックロッドは大抵セミハードケースに商品名とメーカーロゴがデカデカとプリントされていて、ちょっと持ち歩くのに抵抗あるんだよなぁ。
管理人が愛用しているモバイルパックやソルティストモバイルは黒無地で柔らかめのビニール製だがちょっと安っぽいし…。

とまあ、話はやや脱線したが、管理人も図面ケースに竿を詰めて、出先の水辺で“ちょい釣り”してみたいなぁと思える良い作品だった。

それでは本日の記事はここまで。
次回の更新でお会いしましょう!

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書評:スローループ

どうも、スギ花粉で目のかゆみに1か月以上悩まされ、ようやく解放されたと思ったら今度はヒノキ花粉で鼻がやられお外に出られない管理人です。
他にも週末に限って冷え込んだり気候も安定しないため、未だに初釣りに行けないという不甲斐ない状況が続いております。
そんな中、久々に面白い釣り漫画に出会ったのでここで書評をひとつ。

スローループ

スローループ
原作:うちのまいこ


近年の『女の子×釣り』漫画の中でも異色中の異色と言ってもいい、フライフィッシングを題材にした釣り漫画。
「つれづれダイヤリー」や「放課後ていぼう日誌」と違い、第1話で紹介される釣りがサビキ釣りやタコ釣りといった初心者向けではなく、
あえて敷居が高くマニアックな印象の強いメバルのソルトフライフィッシングを取り上げるというチャレンジャー精神がすごい!
だがそこに読者をふるいに掛けるという意図は無く、同時に釣りにうるさい人にも思わず興味を引く題材であるという説得力を感じてしまう。
物語は、三年前に病気で父を亡くしたフライフィッシングが趣味の主人公のひよりと、母親の再婚相手の連れ子で料理が得意な小春を中心に展開される。
複雑な家庭環境に戸惑う2人ではあったが、フライフィッシングを通じて徐々にその距離を縮めていく。
物語的にヘビーな空気を漂わせつつも前向きに話が展開していくのは非常に好感が持てるし、今後にも期待できそう。
他にも家業のフライフィッシング専門店を手伝うひよりの幼馴染の恋ちゃんと釣り中毒のお父さんといった脇役も味があって良い。
原作者のうちの先生自身がフライフィッシングを趣味にしているだけあって劇中の描写も細かく、
ラインの結び方はもちろん、複雑な用語解説やキャストの仕方も非常に丁寧に描かれている。
中でも、家庭の事情という複雑な話をしながら、釣った魚を捌くシーンは物語を大きく進行させつつ捌き方の図式にもなっているという素晴らしいコマ割!。
今後の展開も気になるところだが、同時にフライフィッシングやってみようかなぁと思わせてくれる良い漫画だった。

そんなわけで書評を終わります。
4月からは本気出して釣り行きたいと思うんで今後ともよろしくお願いいたします。
それではまた、次回の更新でお会いいたしましょう!

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感想(0件)



書評番外編:懐かしのルアーボーイ

どうも、最近タックル整理と遠征資金調達を兼ねてメルカリにハマってる管理人です。
自分で発送の手続きしたり落札者とやり取りしたり若干の手間はかかるものの、普通に中古釣具店に売るより割りが良く、
モノによっては倍以上の値段で売れたりするのが楽しいですね。
何より自分が使わなくなったり、買ったはいいけど持て余して仕舞いこんでた未使用ルアーを誰かに役立ててもらえるのが嬉しいです。
そんなわけで昔の釣り道具をあれこれ整理していたらこんなのものを発見。
ルアーボーイ1

ルアーボーイ

バスバブル最盛期にダイワが全国の釣具店に販促物として配布していたフリーペーパー。
メインターゲットは10代の釣り少年ということで当時まだ純粋?なバス釣り少年だった管理人も愛読してたっけ。

ルアーボーイ2

バス釣りということで当時常吉リグで一世を風靡した村上晴彦氏(現:issei代表)の御姿も。
当時はダイワから色んなロッド売り出してたなぁ。ハマスペとかカワスペとか別誂ツネキチスペシャルとか憧れだったぜ。
タックルの広告からも時代を感じられるなぁ。

ルアーボーイ3

シーバスタックルもPEラインではなくナイロンが主流だったり今では一部エギングロッドでしか見かけなくなったインターラインロッドが売ってたり、
その一方でTDソルトバイブやショアラインシャイナーといった現代でも第一線で活躍しているルアーの姿も。

ルアーボーイ4

今では“変態レフト”と呼ばれて久しいダイワの左巻きベイトリールが懐かしい。

また、新製品紹介記事と併せて対象魚に合わせたポイントの選定やアクションの付け方といった攻略法を八百板浩司画伯のイラストを使って特集している。
ルアーボーイ5

ルアーボーイ6

この辺は正直今の新製品カタログと化した釣り雑誌よりも内容が充実してて見習うべきところがたくさんあると思う。
当時はインターネットもSNSも普及してなかったので管理人もこういった記事を参考にしながら釣りを学んでいたなぁ。

ちなみに記事の中には管理人のホームグラウンドだった東播野池群も載っており、懐かしさで思わず涙腺が…。

ルアーボーイ7

あの頃はまだ釣り禁止の場所も少なくて釣りやすかったから毎週末自転車こいで走り回ってたなぁ。

ルアーボーイ8

「この周辺には野池が無数にあるのであった…」
当時はそんな風に書かれていたのが、今ではその多くが埋め立てられたり、釣り禁止になったり、その上特定外来生物指定後は…。
バス釣りから離れて久しいがしばしノスタルジックに浸る管理人だったとさ…。

そんなわけで今日の記事はここまで。
それではまた、次回の更新でお会いしましょう!



書評:わたしが強くしたい神

遅ればせながらあけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

本来ならば初売りや初釣り記事みたいなのを書くつもりが多少買ったとはいえめぼしいモノがなかったのと、
新年から贅沢しておせち代わりのすき焼きと一緒に普段飲み慣れない日本酒をグイグイやったら二日酔いでダウンしてしまいまして…。
そんな訳で1月も半ばなので平常運転で書評記事でも書こうかと思い、手に取ったのがこの1冊。

わたしが強くしたい神

わたしが強くしたい神
原作:厘のミキ


20歳で華々しく小説家デビューした五月女要。だがその10年後、単行本も売れず編集者にも見限られ、警備員のバイトで糊口をしのぐ日々。
そんなある日、彼のファンを名乗るセーラー服の美少女、野尻まさきと出会う。
ところが小説のあるシーンとその後の展開について彼女から辛辣な一言を浴びせられ、五月女は衝撃を受ける。
「あなたの本が売れないのは筋肉が足りないからですよ」
その一言をきっかけに、筋トレに目覚める五月女とそれをサポートしていくまさきの関係から物語が展開していく。

とまあ、あらすじはこの辺にしておいて。
この漫画の魅力は無理なく始められる筋トレメニューや栄養のとり方はもちろんだが、
それ以上に面白いのはまさきというファンを介して五月女自身が小説家として再生していくストーリーが上手くかみ合っていて、
単なるコメディやハウツーものではない大人向けのヒューマンドラマ的な側面もあるのが良い…。
また、毎回コーチを買って出るまさきが可愛いのなんの!
黒髪ロング!セーラー服!!おっぱい!!!の鉄板ビジュアルで毎回優しく、時に厳しく教えてくれるのが羨ましい。
他には警備会社の同僚のチャラ男・深見のキャラも立ってて好きだな。
金髪ロンゲでピアスのいかにもな外見に反して五月女のフワフワした人生設計に冷静なツッコミ入れたり、意外と博識だったりギャップあって面白い。
この辺りは「クラブクライム」や「冥界落語」などのブラックコメディが得意な厘の先生らしい台詞回しやキャラ造形だなぁと感心。

管理人もここ最近釣りに行っても魚が釣れなかったり体力不足で途中でやる気が萎えてくるのも“筋肉”が足りないんじゃないかと本気で考えるようになり、この漫画をきっかけに毎日筋トレに励んでいたりする。
実際、ポイント探して長時間波止を歩くのにも、釣れるまで何回もキャスト&リトリーブを繰り返すのも、長時間の車移動に耐えるのにも体力必要だしね。
「あなたが魚釣れないのは筋肉が足りないからですよ」
そう言われない様に今年は地道に体力づくりから始めていこうかと思っております。

それでは今日はこの辺で、また次回の更新でお会いしましょう!

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書評:浜咲さんなら引いている

どうも、せっかく有給取ったのに急な冷え込みと雑事で1日無駄にした管理人です。
毎年この時期になると腰が重くなってしまうなぁと思いつつAmazonプライムで時間潰してしまいます。
(好評なので試しに見てみたゾンビランドサガにすっかりハマってしまった…)
そんな訳でネタも無いので以前から温めていた書評記事を書いてみようかと。

浜咲さんなら引いている

浜咲さんなら引いている

原作:瀬戸内ワタリ
作画:水谷ふみ


表紙からもわかるように釣り&女子高生&萌えをテーマにした作品。
掲載誌は管理人的には機動戦士ガンダムサンダーボルトでお馴染みのビッグコミックスペリオールで残念ながら1巻以降は出版されず。
全体的に雑誌自体が高年齢層対象なので若年層向けの萌え風の絵柄やあっさり風味のストーリーが受けなかったのかなと邪推してみる。
物語は剣道の防具入れと竹刀袋を担いだ黒髪ロングの美少女・浜咲さんを
同じクラスの富岡有希が下校時に橋の上から釣りをしている所を目撃しそこから話が展開していく。
あらすじを追っていくと「つれづれダイアリー」に似ている部分もあるけれど、
釣りのこと以外は常にクールな音々子とは違って割とフレンドリーに接してくれたり魚が掛かると興奮して頬を赤らめたり表情豊か。
ちなみにそんな浜咲さんだが、道具をよく観察してみるとダイワ製品多めだったりして意外な発見も。
管理人の見立てだと竿はラテオ、シーバス編で使っているルアーは同じくダイワのミニエントかな。

メインフィールドは東京都内が多く、東大の三四郎池や日本科学未来館前の人工海岸といった意外なポイントが登場する。
自然の多いのどかな場所も良いけどこういう都会のオアシス的なスポットで釣りするのも面白いよね。

ただ先ほども指摘したとおり、若干あっさり気味というかもうちょっと浜咲さんと有希の絡みがあっても良かったんじゃないかなと思ってしまう。
その辺はつれづれダイアリーも放課後ていぼう日誌も上手く展開させていたんで差が出てしまったのかなぁ。
とはいえ、こういった釣り漫画のアプローチもアリかなと思わせる内容だったんでもし再開されるなら期待したい所。

それでは今日はこの辺で、次回の更新でお会いしましょう!

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